桜のツボミ

 2月も下旬になります。まだ寒いのですが、桜の木々を見ているとツボミがあるのに気づきます。寒さの中で、里山公園の樹木は春に向かっているのです。

 人間社会は寒いと冬だとだけ思っています。ですが、植物は1年のサイクルで生きています。人間の生きる姿より、自然のサイクルに近い生き方なのでしょう。そうした命のリズムを感じることができる場所の1つが里山です。枯れ草を踏むサクサクした足音をさせながら、木々の枝を見ていると1つ1つの枝にツボミが見えるようになります。

 今年も、あと一ヶ月で桜の咲く季節になります。その一ヶ月を前に、桜の咲くのを思い浮かべながら二月の桜の樹を見るのも楽しいと思います。

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