蝉の抜け殻

 梅雨も明けて暑い日が続いています。夏になると、蝉の声が聞こえる季節になります。そんな季節に里山の散策路を歩いていると蝉の抜け殻を見かけます。
 蝉の抜け殻を見ると、この抜け殻から抜け出た蝉は夏の羽音をたてるのだと思ってしまいます。なつの音の風景の1つにある蝉の声。蝉が鳴らす音は、日本人が感じる夏の心象風景なのだと思います。
 そして、そした心象風景を描き出すような音も、生物多様性に支えられていることに気付きます。生き物を大切にするということは、持続する心象の風景を守ることになると思います。

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