‘2015/05’ カテゴリーのアーカイブ

サクラの観察

2015/05/19

 私たちが参加しているKoeda+プロジェクトでは、植生観察も行っています。前回のブログでも書きましたが、Koeda+が活動している相原中央公園には園芸種であるソメイヨシノの他に自生種のヤマザクラもあります。

 ソメイヨシノだけであれば、受粉しないため結実も種ができることもないのですが、相原中央公園のように自生種が近くにあるとソメイヨシノに実が付きます。ソメイヨシノの実が種になり、そしてもしも実生苗ができれば、それは雑種のサクラなのでしょう。でも、公園でできたサクラになると思うのです。

 生物多様性は種を保全するという考え方があります。しかし、その場所のあり方から新しい植物が生まれるということがあっても良いと考えています。それは『里山でできるサクラ』になるかもしれません。私たちは、これからも多くの植物を観察していきたいと思います。

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里山の緑から学んでみる

2015/05/08

 里山の緑は本格的に茂り出しました。夏に向かっているのを感じています。これから夏にかけて、里山は緑一色になっていきます。

 そんな里山には、ヤマザクラのような自生桜の他、オオシマザクラやソメイヨシノなどの園芸種の桜があります。そうした桜も花が散って葉が茂っていますが、それと共に実がついています。
 これらのサクラを観察していると、サクラの多様さに気づきます。多くの人はサクラというとソメイヨシノを思い浮かべるのですが、例えばソメイヨシノは原則として種から発芽しません。もし、発芽するような種ができたら、それは雑種です。また、ソメイヨシノの名前の由来である吉野山のサクラは、実はヤマザクラであったりもします。

 このように自生のサクラやソメイヨシノが同じ公園にあって関心をもって学んだり観察したりすると、いろいろなことを知ることができます。ポピュラーなサクラという植物以外にもいろいろな植物で、こうしたことを学べると思います。それが生物多様性豊かな里山の特徴だと思います。

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