‘2015/07’ カテゴリーのアーカイブ

蝉の抜け殻

2015/07/28

 梅雨も明けて暑い日が続いています。夏になると、蝉の声が聞こえる季節になります。そんな季節に里山の散策路を歩いていると蝉の抜け殻を見かけます。
 蝉の抜け殻を見ると、この抜け殻から抜け出た蝉は夏の羽音をたてるのだと思ってしまいます。なつの音の風景の1つにある蝉の声。蝉が鳴らす音は、日本人が感じる夏の心象風景なのだと思います。
 そして、そした心象風景を描き出すような音も、生物多様性に支えられていることに気付きます。生き物を大切にするということは、持続する心象の風景を守ることになると思います。

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梅雨の晴れ間

2015/07/15

 今年の梅雨は長雨でしたが、今週末は梅雨の晴れ間でした。というより、何か夏がやってきたような暑い日でした。ただ、そうした暑さの中で里山を歩くと、とても大きなキノコに出会いました。これは大きいと思ったのと同時に、今年の梅雨の湿気が昨年より強いと思いもしました。大きなキノコの他にも周りにはいくつものキノコがありました。キノコが多くあるということは、それだけ湿気が強いと言うことです。今年の梅雨は長雨だったのだとキノコを見て実感します。

 生き物の世界は、私たちが思っている以上に環境と大きく関わっています。日本の生物多様性にとっては、日本の多様な環境の変化もとても大切なものなのだと思います。暑い夏と寒い冬がありますが、それとは違ったジメジメした梅雨も、生物多様性豊かな日本には欠くことのできない季節なのを感じます。

大きなキノコはとくにそれを伝えてくれる存在のように思いました。 
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■お知らせ■

2015/07/06

 私たちが参加しているKoeda+プロジェクトは、7月26日(日)に活動フィールドである相原中央公園で夏休みワークショップを行います。里山の素材である里山樹木の枝をつかって枝エンピツづくりを行うワークショップです。

申し込みは公園の管理団体のホームページからとなっています
http://espoir-aihara.net/

ホームページでは相原中央公園の紹介も掲載されています。是非ご覧下さい。

梅雨の合間に

2015/07/06

 私たちが参加しているKoeda+プロジェクトでは、7月に入り緑が深々と茂っています。それと、梅雨に入って紫陽花が綺麗に咲いています。

 この梅雨という季節は、豊穣の国である日本に欠くことのできないものです。豊穣は太陽の日の光が大切ですが、その前の大地の潤いが梅雨です。この梅雨で大地が潤されてはじめて豊穣が実現します。
 この梅雨は、農業のようなものだけでなく生き物にとっても大切です。大地に注ぐ水分は多くの生命に活力を与えてくれます。この梅雨も生物多様性豊かな日本の個性の1つなのだと思います。

 そんな梅雨の合間に紫陽花を見ると蝶がとまっていました。花と蝶の姿は絵になります。こうした絵になるものが多いのも、生物多様性豊かな日本の特徴だと思います。

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どんぐりさんぽ
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