‘2013/11’ カテゴリーのアーカイブ

秋の色(イロ)

2013/11/25

 相原中央公園の里山区域は紅葉しています。まさに秋の「色(イロ)」です。里山の樹木の多くは、春に芽吹いて、夏に緑色に茂り、そして秋に紅に色づき、そして枯れます。人間は、一生という生命のサイクルですが、樹木は季節というサイクルと関わって生きています。そんな姿は、人間が文明を築く以前よりの営みでした。

 人間の文明よりも、ずっと前から、植物は彩りを見せて生きていました。そうしたことを感じると、生き物の命の奥深さを感じます。

▽Koeda+プロジェクト
http://koedaplus84.blog.fc2.com/

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Koeda+プロジェクトからのお知らせ

2013/11/17

12月7日(土) 小学生野外工作教室・くうかんあそび
「小さなカベを組んで空間を作ろう」

募集対象 小学生(保護者参加可)
募集人員 20名
開催時間 午前10時~午後3時(開始5分前管理事務所集合)
 場所  相原中央公園内
参加費  無料

内容
正六面体の壁を組みたてます。自然の中に自分たちの空間を作り上げ、 協働で大きなもの・小さなものを作り遊びます。

募集期間や募集先は相原中央公園のホームページでご確認下さい

▼相原中央公園のホームページ
http://espoir-aihara.net/

ホオノキの種

2013/11/17

 相原中央公園の里山散策路に大きなホオノキがあります。数本あるのですが、台風で倒木するなどの事例もありました(今年は倒木していません)。まだ、大きなホオノキは確認されています。ホオノキの種を拾って発芽させれば、次世代のホオノキを育てることができるかもしれません。

 ホオノキは寄木細工の素材に使われるほど、加工しやすい木材です。そのホオノキを多くの人に活用してもらうようにするには、次世代のホオノキを育てることが必要だと思います。

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ヤマモミジ

2013/11/13

 里山はローカルコモンズです。地域の人が関わることで維持される地域資源です。その里山には、例えば盆栽にできる樹種があります。有名なものはヤマモミジやエゴノキです。里山を歩いて、1つ種を拾ってそれを発芽させて盆栽をつくる。里山を歩いて種を拾うことをきっかけに、里山樹木の盆栽をはじめるという楽しみがあります。

 何でもお店で買うのではなくて、自分で探して自分で育てるということはとても大切だと思います。そんな楽しみを里山はプレゼントしてくれる場所です。

ヤマモミジ

里山からの贈り物

2013/11/05

 里山からの贈り物と聞くと、ドングリなどの木の実をイメージします。しかし、里山には他にもいろいろな素材があります。その1つが木の蔓です。アケビはその代表的なものの1つでしょう。アケビで編む籠はとても丈夫です。里山の素材を活用して生活に使うものをつくる、日本人にはそんな知恵があります。そんなライフスタイルを支えてくれるのが里山でした。

 私たちは、そんなライフスタイルを再生させたいと思っています。そんな活動も実践しています。

アケビ編み1

アケビ編み2

どんぐりさんぽ
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